P912-616-02
1968 Porsche 912
Abstract
バルブクリアランスの数値を,マイクロメーターの目盛りを通じて設計者の意志として受け取る.
本車は1968年型の右ハンドル仕様Porsche 912である.本稿は,空冷水平対向4気筒(タイプ616/36)の完全オーバーホールを中心とした機関系整備の計画と,初期診断の結果を記録する.ボディの状態は概ね良好であり,整備の主眼はエンジン腰下の分解再生に置かれる.
Overview
911よりも手頃な選択肢として登場した912は,911のボディに4気筒エンジンを搭載した一台である.本車は1968年型の右ハンドル仕様で,エンジンの完全オーバーホールを中心とした機関系整備を計画する.
Condition & Approach
ボディの状態は概ね良好で,錆の発生は局所的であり,フロアパンの一部補修で対応できる見込みである.エンジンは圧縮比の低下と軽微なオイル漏れが確認されており,腰下まで含めた分解整備を行う.部品の多くはドイツ国内のサプライヤーから調達する予定である.
Restoration Log