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1967 Camaro SS — 締結部品の防錆処理と管理

高強度ボルトの防錆処理には順序がある.まず除錆,次に皮膜処理,そして適切な保管だ.どれかを省くと,後から問題が出る.

酸洗を使わない理由

酸洗は短時間で錆を落とせるが,Grade 8以上の高張力鋼に使うと水素脆化のリスクがある.酸と鉄の反応で発生した水素が結晶格子に入り込み,後から遅れ破壊を起こすことがある.見た目では分からないまま破断するケースがあるため,重要な締結部品にはアルミナグリットによる機械的ブラストを選ぶ.

リン酸塩皮膜の膜厚管理

リン酸亜鉛処理の膜厚は 5〜10μm に管理する.薄すぎると防錆効果が落ち,厚すぎると雌ネジとのクリアランスを阻害する.

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Author
森田 慎一
IMO Certified 鑑定 — 黒田 誠